Experiment explanation#

説明文書
令和 6 年 4 月 10 日

高大接続に際してプログラミング技能獲得のための能動的な学習支援環境による授業開発」に関するご協力のお願い#

研究責任者 大阪大学・サイバーメディアセンター・講師 東田 学
説明者 大阪大学・サイバーメディアセンター・講師 東田 学

1. 研究の目的、手順および実験に伴う危険性とそれに対する対応について#

(1) 目的#

理系・文系分野を問わず、数理科学を情報学と融合したデータ・サイエンス教育の強化が求められておおり、一方で、コロナ禍を通して、授業形態のあり方が改めて問われています。科研費・挑戦的研究 (萌芽) 研究課題 「高大接続に際してプログラミング技能獲得のための能動的な学習支援環境による授業開発」(研究課題番号: 21K18505)) において、プログラミング授業の開発と並行してSNSを模した分散型ノートブック・インターフェイスによる学習支援環境の構築に取り組んでいます。本研究では、受講者が高大接続に際して、プログラミング学習を通じ、初等・中等教育における学習内容をリメディアル教育として再獲得すると同時に、リベラル・アーツ教育として体系化することを目指してます。さらに受講者がプログラミング技能を高等教育や就業時に求められるアカデミック・スキルとして獲得することを目指しています。本研究開発の達成指標を得るため、本研究開発の成果物を用いて模擬授業や実際の授業を行います。そその際、授業中の受講者の行動を記録・蓄積し授業後に解析・評価を行います。さらに授業中、受講者の行動を適宜的に解析・視覚化し、講師へ提示することで授業に対する影響度を評価します。本試験の実施期間は,2022年4月19日から2028年3月31日までを予定しています。

(2) 実験手順と危険性に対する対応#

本調査に際して、通常の授業で用いられる情報通信機器やソフトウェアを用いますので、被験者の健康への影響はありません。 本試験における安全性については十分に確認しておりますが、万一、実験の影響で健康被害が生じた場合にはできる限り誠意をもって対応します。 また、コロナウイルス感染症防止対策のために、被験者・実験 実施者ともにマスクを着用し、一定の距離を保って実験を行います。

2. 同意の撤回について#

被調査者になることに同意された場合でも、あなたの自由意志でいつでも同意を撤回することができます。 同意を撤回された場合、基本的には協力頂いたデータは破棄します。しかし、研究結果が論文や学会での発表で公開された場合や、公的なデータベースへ登録された場合などには、破棄できないことがあります。

3. 被験者の不利益や個人情報に対する配慮について#

被調査者になることに同意するかしないかは、あくまでもあなたの自由です。同意されない場合であっても、そのために不利益を受けることはありません。被調査者のお名前などの個人情報および実験データは研究責任者がサイバーメディアセンター情報メディア教育研究部門において厳重に保管し、被調査者のプライバシーの確保に全責任を負うこととします。ご提供いただくすべての調査データは、本研究目的以外に利用することはありません。またこれらのデータは学術的な発表等で公開することがありますが、個人情報をすべて除去し匿名化を行いますので、被調査者が特定されるようなことはありません。以上のように、被調査者に対する不利益への配慮を最優先にいたします。

4. 不利益に対する申し立てについて#

被調査者の不利益や個人情報に対する配慮については万全を期しておりますが、万一あなたが本研究によって不利益をこうむったと判断された場合には、大阪大学サイバーメディアセンターに対して申し立てを行うことができます。